ラグビー世界大会で、惜しくも日本が敗退した後、その日本に唯一の敗北を喫した相手スコットランドが
豪州と10月19日の豪州時間の早朝に対決。
早朝まで眠い目をこすり観戦したのだが、幕切れの後味が何とも悪かった。ミス多発で精彩を欠く豪州が
土壇場でペナルティゴールを決め1点差で勝利をもぎ取った。

そのうえ誤審があったとの国際ラグビー協会の発表。スコットランドの落胆は想像に難くない。
ラグビーでの審判の判断は、とにかく「絶対」だ。それでなくては大男たちが肉弾戦の攻防を繰り広げる
ラグビーの現場では収拾がつかない。誤審を擁護するのではない、そこでそれなりのけりがついていれば
もう過去のこととするのがスポーツではなかろうか。FIFAサッカー協会内部の不正の類とは全く異なる。

誰のための協会の発表であったのか、理解に苦しむ。
今大会は、日本が南アを破り一気に盛り上げ、協会がつまらぬ発表で大会に味噌を付けてくれた。
たらればならは無意味なことを承知で、書きたい。それは、スコットランド戦に日本が勝利していれば
そして日本が南ア戦のような戦いができれば、日本は豪州だって破ることができたと、寝床に戻りながら
考えたのだった。

予想は、①NZ ②南ア ③豪州 だが、気合に勝るアルゼンチンに豪州が負けないとも限らないと思う。